【保存版】ポケモンファン必見!人気のバグ系裏技まとめ
皆さんは「デバック」という作業をご存知だろうか。
これ、発売前に完成したゲームにバグが無いかを調べる大変地味な作業だ。
それを乗り越えてやっと発売されているにも関わらず、一向にゲームからバグが無くなる気配はない。
と言うかそれは有り得ないし、バグはむしろ「裏技」として広く知られるようになっていったのだ。
そんなバグはもちろん人気シリーズのポケモンにも多く存在するので、今回は裏技として重宝する数々のバグを紹介しよう。
※もちろん使用は自己責任なので、悪しからず。
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目次
「なぞのばしょ」で伝説ポケモンをゲットする裏技!
ポケモンダイヤモンド・パールの「初期出荷ROM」でのみ可能という限定的な裏技もある。しかし、これは今もなお一定の知名度を誇る。
その名も「なぞのばしょ」という裏技。
こちらは典型的なバグであり、成功すれば通常プレイでは捕まえられない伝説ポケモンを捕獲できるが、失敗すればデータが消えてしまうリスクと隣り合わせなのだ。
では、そんなバグ技を紹介しよう。
・手順
まずはポケモンリーグに向かう。次にリョウの部屋に来たら、そのまま十字キーを下に押し続ける。
するとドアをすり抜けられ、そこから数歩歩く。途中で左折してまた進み、再び前進(十字キーを上に操作)する。
そうすると普段はゲット出来ない「シェイミ」や「ダークライ」のシンボルがあり、戦って捕獲することができる。
なお、戻り方は次の3通りだ。
・セーブをせずに電源を落とす
・さらに移動して「コトブキシティ」または「ソノオのはなばたけ」まで辿り着いて「空を飛ぶ」を使う
・「もどりのどうくつ」まで移動して「あなぬけのひも」を使用する
「なぞのばしょ」の内部でセーブをしたりフリーズが起きた場合、セーブデータの破損も覚悟しておいた方がいいだろう。
また2018年2月まではポケモンセンターでの修正プログラムを配布していたが、今ではそれも終了している。
もし仮にポケモンダイヤモンド・パールの初期ROMを手に入れてこの裏技にチャレンジするのであれば、失敗は許されないことを予め理解しておこう。
ちなみにこの裏技…他にもいくつかの余談が存在する。
1つはこの裏技がポケモン史上、ネットを介して最も普及したバグであるという説だ。ポケモンダイヤモンド・パールが発売されたのは2006年。
当時は、子供たちが気軽にネットを扱い始めた時期と見事に重なっているのだ。
携帯電話が広まり、学校でインターネットの使い方を教わって、家庭にも1家に1台のパソコンが広まり出した頃。
そんな時代だったからこそ「なぞのばしょ」の裏技は他の裏技と同等、もしくはそれ以上の知名度を誇ったのだと考えられる。
そしてもう1つの説。それは2017年、ある熱狂的なファンの手によってこの裏技がさらに進化を遂げたというもの。従来、この方法では捕まえられないポケモンもいたのだ。
それはズバリ「アルセウス」。当時は幻のポケモンであり、相当レアな部類だった。
友人や周りから「なぞのばしょでアルセウスが捕まえられる!」とホラを吹かれ…裏技が不発に終わる子供が後を絶たなかったほどだ。
つまり「高嶺の花」とも言えるポケモンだった訳だ。
しかし2017年。(前述した)海外のポケモンマニアがついに「アルセウスを捕まえる方法」を見つけたとのこと。
この裏技に執着して、かれこれ10年以上もプレイし続けたなんて…とてつもない作業だったことは容易に想像がつく。
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ポケモンや道具がもっと欲しい人はこれ!コピーの裏技
「伝説のポケモンがいっぱい欲しい…」
「たった1つしかない道具を何個も手に入れたい…」
こんな望みを叶えられる裏技がかつて存在していたのをご存知だろうか。それは、ポケモン「金・銀」と「エメラルド」。
それぞれ紹介していこう。
①ポケモン金・銀におけるコピー裏技
ボックスに増やしたいポケモンを預ける。この際に道具を預けておくと、道具も一緒にコピーできる。
次にボックスを切り替えるが、金・銀では切り替えの際にレポートを書くことになる。
レポートの更新途中、「でんげんを切らないで」というメッセージが表示されている間に電源を切る。もしくはリセットでも大丈夫。
そして再び起動すると…ボックスに入れたポケモンと道具が増えているのだ。
②ポケモンエメラルドにおけるコピー裏技
エメラルドの場合はまず、バトルフロンティアのバトルタワーへと向かう。そして、手持ちのポケモンを2匹だけにする。
増殖したいポケモンに増やしたい道具を持たせておき、ボックスに預ける。ボックスを閉じたら一旦セーブ。
そしてボックスのポケモンを手持ちに移動させた後、バトルタワーの通信マルチの受付に話しかけてバトルを始めるよう選択肢を選ぶ。
その後、レポートを書くかどうかの選択肢が現れる。これをキャンセルしてからリセット、もしくは電源を切る。
これでコピーは完了。手持ちを調べると…引き出したポケモンがいる。
さらにボックスを調べると、なんと引き出したはずのポケモンがボックスにも残っているのだ!
ちなみに金・銀では1体ずつだが、エメラルドに関しては裏技で最高5匹まで同時にコピーが可能。
当時は入手できるアイテムの数も少なく、わざマシンも使いきりだった。だからこそこの裏技はデータが消える可能性を考慮しても重宝されていた訳だ。
ところが今では、使いきりアイテムが複数入手できたり、わざマシンすら繰り返し使える仕様に変わった。
そもそも伝説ポケモンが複数体いる価値もない。
上記の理由からか、シリーズが進むにつれてコピーの裏技は消えて無くなってしまったようだ。
バグ系裏技の先駈け!初代ポケモンで「ミュウ」をゲットする方法
当時のユーザであれば皆、喉から手が出るほど欲しかったであろう伝説ポケモン…それが「ミュウ」という存在ではないだろうか。
ちなみにこの初代・伝説ポケモン。
デバックの最中に空きがあったせいで、急遽データに加えられたと言う異色の経緯を持つモンスターだったのだ。
その可愛らしい見た目とは裏腹に、あらゆるわざマシンを駆使出来るうえに能力値も優秀。
まさに非の打ち所のない人気ポケモンとなっている。それだけに子供たちは何としても手に入れようと試みた。
が、肝心な入手方法は正規ルートでは皆無だった。(配布イベントのみ)
つまり配布される機会を逃してしまった子供たちにとって、ゲットする方法は「裏技」しかなかったのだ。
最終的にミュウを捕まえる裏技はいくつか発見されたので、今回はその内の1つを紹介しよう。
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その裏技とは…ミュウをタマムシシティで釣るというもの。
対象はポケモン赤・緑。
以下にその「準備と手順」を記したので試してほしい。
①準備
手持ちを2匹のポッポのみにする。
1番目のポッポに「空を飛ぶ」を覚えさせ、2番目の名前を「ニョロモ」か「ヒトデマン」にする。
道具は1番目にマスターボール、2番目と3番目に売ることができない大切な物を並べる。
(例)「じてんしゃ」「ボロいつりざお」など
これで役者は揃った。
②手順
まず「どうぐ」を開いて14番目のアイテムでセレクトを押し、Bボタンも2度押す。
その後、適当にポケモンを戦わせる。この時点では野生のポケモンであれば種類は問わず、場所はどこでもOKだ。
戦闘中、戦うポケモンを2番目のポッポに代える。するとポッポがバグった状態で表示されるのだ。
ここでバグを確認したら逃げ出し、次にタマムシデパートの2階へと移動する。この時「空を飛ぶ」を使うと効率的だ。
タマムシデパートの2階にあるカウンター。その右側に店員が立っており、彼から右に3マス目の所へ移動する。
ここでスタートボタンを押して「主人公の名前」を選択。お金やプレイ時間が見える画面になるが、すぐに閉じる。
その後、店員に話しかけて「売る」を選択すると名前がバグったアイテムを確認できる。
それを売ってAボタンを押した直後、BGMが止まるのだ。止まったことを確認したらBボタンを連打する。
すると、突如釣り上げたミュウが登場するのだ。ここで1番上のアイテムを選択するとマスターボールになっていて一発で捕まえられる。
ミュウを捕まえるまでの準備、手順は以上だ。
なお、捕まえた後にアイテムの14番目でセレクトを押してBボタンを2回押す。この状態でもう一度戦闘すると、手持ちポケモンがバグって表示される。
そのモンスターを選択するとバグが全て直るのだ。ミュウは入手済みなのでバグを直したければ行うといいだろう。
当然のことだが、これはゲームボーイ版で可能だ。しかしバーチャルコンソール版でもこの裏技は出来るとのこと。
【おまけ】イーブイの進化系を自由に手に入れる裏技
最後に…こちらは番外編として紹介。
ポケモンシリーズとは言え、バグとは無縁な「ポケモンGO」。そんなゲームにも1つ裏技が存在するのでシェアしておこう。
それは「イーブイ」の進化先を任意に決定できるというもの。知っての通り、イーブイは豊富な進化先を持つポケモンである。
ポケモンGOでは各シリーズと違って「進化の石」がなく、用意された方法で進化させる必要がある。
基本的に進化先は運次第…コレクターにとっては頭の痛い部分だろう。
しかし、イーブイのニックネームを所定の名前にすると望み通りのポケモンに進化させられるという裏技が見つかった。
その名前と進化系は以下の通りだ。
・サンダースはライゾウ
・ブースターはアツシ
・シャワーズはミズキ
・エーフィはサクラ
・ブラッキーはタマオ
この名前の中には「ポケモン金・銀」で登場したイーブイの進化系を使う舞妓さんトレーナーの名前も含まれており、ユーザの心を密かにくすぐる設定となっている。
ただし、この裏技には使用条件がある。それは各進化先ごとに「最初の1回目のみ適用される」というもの。
何度も使うことはできない裏技なのであらかじめ頭に入れておこう。
以上、今回はポケモンのバグ系裏技+おまけの合計4つをご紹介した。
古今東西、裏技は様々なゲームに存在するが、多くの原因は主に「バグ」から来ていると言っても過言ではないのだ。
初代ポケモンが流行った当時、子供たちによってこれらの裏技はさも職人技のように扱われていた。
今では単なる「バグ」でしかないと言う意見も聞かれるが、昔のようにバグ系の裏技が優しく受け入れられる時代が来てほしいものだ。