ドラえもん都市伝説！のび太の無人島家出には隠された矛盾が…

みなさんもよく知っている国民的アニメ「ドラえもん」。

毎回道具を駆使してのび太を助けたり心温まるアニメ。のはずが、時として怖い都市伝説も存在する。

そこで今回は、よくよく考えると不思議で怖いと噂される都市伝説を紹介したいと思う。

のび太、無人島へ家出する！

これは、のび太が親に叱られ家出をした時のエピソード。ある日のび太は親に叱られ、無人島へ家出しようと決意。

そしてドラえもんを気絶させた隙にポケットからいくつかの道具を持ち出し、それを片手にタケコプターで家出するという物語。

海を飛び回っているとのび太はとある無人島を発見し、持ってきた道具を駆使して生き残ろうとする。

しかし役に立たない道具ばかりで落胆し、大雨も降ってきたところで家に帰ろうと決意した次の瞬間。

命綱のタケコプターが飛んで行ってしまい、無人島にはのび太だけ取り残された状態になってしまう。

困ったのび太は「その内、ドラえもんが助けに来てくれるだろう」と待っていた。

しかし数日経っても、数カ月、数年待っても一向にドラえもんは迎えに来ない。なんとその後10年の月日が経ってしまった。

そして10年後。のび太は持ってきた役に立たない道具を懐かしそうにイジっていると、ドラえもんが突然助けに来たのだ。

なんと、使えないと思われたその道具は「ＳＯＳ発信機」だったのだ。

この話で気付いた人もいるだろうが、のび太は無人島で10年間生きていたことになる。

だから、タイム風呂敷で実年齢だけ戻しても頭の実年齢は20歳ということになる。これじゃまるで名探偵コ○ン状態。

次になぜこの話が怖いかというと。ドラえもんに発見されてタイムマシンで10年前に帰るということは、戻った世界にのび太は2人存在する計算になる。

仮にもう1人ののび太はどこかも分からない無人島で1人暮らしをしていて、ドラえもんは既にのび太を助けている。当然もう1人ののび太は救出を放棄されたことになる。

つまり、元の世界にいたのび太は永久に1人無人島に取り残されてしまうことになるのだ。よくよく考えてみるとなんとも怖くもあり、不思議な話だ。

まとめ

この怖い話は深く考えなければハッピーエンドで終わる話。

しかし裏を返せば、何とも不可思議かつ恐ろしい話でもある。

のび太のハッピーエンドの裏側には犠牲になったもう一人ののび太がいる。

だから素直に手放しで喜べないのである。

個人的には、無人島で1人寂しく暮らすのび太の行く末を考えると胸が苦しくなってしまう…