ドラえもん都市伝説!のび太は元々「植物人間」だった…
ドラえもんにはいくつもの都市伝説が存在するが、特に有名なのがこの「のび太植物人間」である。
どこでこういった説になったのかは定かではないが、よく耳にするこの「植物人間」。
ここではこの都市伝説がどういったものであるか。また、真実なのか検証していく。
仮にこの都市伝説が本当だとしたら、悲しすぎる結末である…
のび太植物人間とは!?ドラえもんは存在しなかった?
ある日のこと。のび太が学校から帰ると、そこには荷物をまとめて未来へ帰ろうとするドラえもんの姿が。
不思議に思ったのび太が「どうしたの?」と尋ねると、ドラえもんはこう返答した。
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「未来からの渡航者たちのマナーが悪いから時空法が改正されて未来に帰らないといけなくなった。」
ドラえもんはのび太の悲しむ顔が見たくないために、このことを秘密にして未来へ帰ろうとしていたのだ。
もちろん、のび太は未来に帰ることに強く反発し必死に食い止めようとした。ドラえもん自身も溢れかえる涙を必死に堪えタイムマシンへと乗り込み未来に帰っていくのである。
ドラえもんが居なくなった部屋でのび太は1人「ドラえもーん!」と泣き叫ぶのである。
そして、病院のベッドに眠っているのび太。その傍らには病室の花を替えているのび太のママの姿があった。
ママはのび太の手を取り必死に語りかける。眠っているのび太の目から大粒の涙が溢れ、ママはこう囁くのである。
「のびちゃんが事故に遭ってから半年経つわね。今日は悲しい夢でも見てるのかしら。お願いだから早く目を覚まして、お願い…」
ドラえもんのいる世界、それは交通事故によって「植物状態」となったのび太が頭の中で作り上げた架空の物語だったのだ。
この説が浮上した訳とは?
この都市伝説が浮上したのにはある訳があった。
それは藤子F氏が出会ったある少年の話がモデルになっているとされる。そのモデルの少年というのが、植物状態の男の子だ。
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藤子F氏はその男の子が時折、話をする「ネコ型ロボット」「なんでも出てくるポケット」という不可解な言葉を拾い集めた。それをノートに書きためて編み出したのが「ドラえもん」という説だ。
その少年が時折口にする不可解な単語を藤子F氏なりに解釈し、ドラえもんというキャラクターができた。
それがアニメとなり、今や日本国民なら誰もが知るようになったという都市伝説だ。
結局、これは夢なのか?
この「植物人間」だったという説の真偽は定かではないが、仮にこれが真実だとしたら何とも悲しい結末である。
がしかし。以前藤子F氏の娘が直接、藤子F氏に「のび太は植物人間なの?」と聞いたことがあるという。
その時の返答は「そんな悲しい話ではないよ。もっと楽しいクライマックスが待っている」と娘に話をしたという。
この言葉を信じるならば「植物人間」説は希薄であると感じるが、実際は定かではない。
まとめ
のび太の「植物人間」説はかなり有名ではあるが何とも悲しい都市伝説である。
これが本当に夢であるならば、ある意味私たちがドラえもんに抱いていた夢や希望みたいなものが崩れ去ってしまうようでなんとも虚しい気持ちになる。
個人的な希望としては、のび太の植物人間説が本当に都市伝説の範囲内に留まって欲しいと祈る。