ドラえもん都市伝説!謎の回「タレント」とは何だったのか?
ドラえもんにはいくつもの都市伝説が存在するが、今回紹介するのは謎の回「タレント」だ。
これは1984年7月に放送された幻とも言える話。当初はそこまで話題にならなかったようだが、時を経て現在ささやかれているこの回について検証していく。
こちらの都市伝説もはたまた奇妙なことだらけなのだ。
ドラえもん幻の回「タレント」の概要
1987年7月に放送された「タレント」。このストーリーを簡単に解説しよう。
この話は雨が降りしきる校庭で、のび太が傘を差しながらドラえもんに「地下世界の商店街へ行きたい」と頼むところから始まる。
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2人は道具を利用して地底へと飛び込んだが、そこは地底とは全く思えない明るい世界が広がっていた。そこで2人は赤いベレー帽を被った1人の少女に出会う。
彼女はのび太とドラえもんに赤い封筒・インク・鉛筆を差し出しどこかへ消えてしまう。
2人が少女を追うと、警察官のような格好をした妙な人物に「君たちは撮影か、撮影ならあっちだ」と言われ、道を案内されるのだ。
その先には木琴(もっきん)のような板が並び、奥の通路へ行くと大きな地球のミニチュアが現れる。
すると次の瞬間、地球のミニチュアがパックリと2つに割れ、中から黒い血のような液体が流れ出た。
2人はそれを見て驚愕し、話はそこで終了となる。
以上がドラえもん「タレント」の概要である。
なぜ、「タレント」が都市伝説なのか?
では、なぜ「タレント」が都市伝説として語り継がれているのか?検証していきたい。
まず上記でも概要を記したが、話の内容が本来のドラえもんの内容とは少し違った印象を受ける。
しかもこの物語が放送された時というのが全体的に見た目が悪く、顔が面長だったり、歪んでいたり、色が悪かった等の指摘もある。
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また、声に関しても当時担当していた声優の声では無かったとの噂もあるくらいだ。
さらに極めつけは当局が管理していた記録。「タレント」が放送された1984年7月20日の記録には「タレント」ではなく「のび太の童話旅行」「四次元ポケットのスペア」が放映されたと残っている。
しかし、多くの視聴者が「タレント」を見ていることから実際に放送された可能性は高いが、なぜか記録等には一切残っていない…
また「てんとう虫のコミックス」にも「タレント」は収録されていないのだ。
考えうる結果としては・・・
では、なぜ「タレント」が記録にも存在しないのか?それには理由があると推測されている。
それに基づくと、確かに1984年に1度だけ絵も脚本も間に合わなかった回があると判明している。
その回に至っては声優陣も絵も声も当てられずに、その週だけ収録がカットされてしまったのだ。
もしかすると、「この回に当てられたのがタレントだったのでは」と示唆する声も上がっている。
ただ当局はこの関与について一切コメントしていないので、真偽の程は定かではない。
まとめ
今回の都市伝説「タレント」について。
放映されたかどうか分からない時点で不思議だが、内容もドラえもんの面影が感じられない点で妙だ。
小さいミニチュアの地球が2つに割れて黒い血が出てきたというシーンは尚のこと。
この都市伝説に関しては何かしらの意図があるように感じたし、むしろかなり怖い。
ドラえもんという人気アニメの中でそれを表現する意味は何だったのか?
ドラえもんに隠された真実がそこにあるのかもしれない。