可愛いのに意外すぎる…!ピカチュウに隠された怖い都市伝説【3選】
可愛い系ポケモンの元祖と言えば「ピカチュウ」だろう。
見てるだけでストレスも癒されるし、話が通じなくても決してイライラする相手ではない。
ある意味、至高の癒し系キャラだと言える。
が…実はピカチュウには様々な都市伝説があるのをご存知だろうか。
Sponsored Link
ポケモンのアニメ版、「ピカチュウ」にまつわる都市伝説
もはや「ポケモンの顔」とも言えるピカチュウ。
その人気はアニメの放映によるものだろう。
ポケモンアニメでのピカチュウはまさに主役とも言える存在ぶりだが、この生き物には興味深い都市伝説がある。
それはズバリ…ピカチュウはもともと「人の言葉を話す」と言う説だ。
ちなみにこの都市伝説。既に多くの関係者も証言していて、首藤剛志という初代脚本家が考えた裏設定だそう。
彼はポケモンのアニメ制作における中心人物だったらしく「アニメ版の最終回」を関する都市伝説なんてものもある。
ただし、視聴者たちの間でピカチュウの声を聞いたという話は一切出て来ない。
すなわち首藤剛志はピカチュウがしゃべる設定を採用しなかったということだが、その理由は次の通りだ。
「声優の大谷育江が”ピカ”の二文字だけで完璧に感情表現ができたから」
…つまり彼女の飛び抜けた表現力を見て、彼は「台詞なしでイケる!」と思ったそうな。
それ以降、しゃべるポケモンというキャラ設定は悪役である「ニャース」に引き継がれたのだ。
こう言った経緯を経て、ピカチュウは人語を話せないポケモンになったと都市伝説では語られている。
ちなみに初代・シナリオライターである首藤剛志。彼は2010年に亡くなっている。
彼の作った最終回が観れないと落胆したファンも多かっただろう。
しかし当時、彼の考えた裏設定や何やらを少しでも引き継ごうという動きがあったそうだ。
それはとある「劇場版ポケモン」での一幕。
なんと、ピカチュウに人の言葉をしゃべらせたのである。
都市伝説を意識してのものなのか、あるいは首藤剛志の設定を活かすためだったのか?
真意は語られていないがファンにとっては堪らないシーンだったに違いない。
当初、「ピッピ」がポケモンの主役になる予定だった!?
ご存知の通り、鳴き声がそのままポケモンの名前になったキャラは右と左を見ても「ピカチュウ」しかいない。
そんなピカチュウなしでは語れない「ポケモン」だが、実は「別のポケモンが主役を務める予定だった」との都市伝説が存在している。
この都市伝説を裏付ける理由はいくつかあるが…
そもそもゲーム内において、ピカチュウは最初から注目されるポケモンだったわけではないのだ。
赤・緑が発売された後にピカチュウ版も登場したが、これはアニメが予想外にヒットしたからに他ならない。
逆に言えば、アニメの人気がなければ今のピカチュウはなかったかもしれないのだ。
Sponsored Link
「コロコロコミック」という漫画に着目してもらいたい。
これはポケモンのギャグ漫画が掲載されている小学生向けの雑誌。こちらで主役級の扱いを受けているのは「ピッピ」なのだ。
では、なぜピッピなのか?
「可愛くて女の子から人気の出そうなピカチュウ、もしくはピッピのどちらかをポケモンの顔にしたかったから」
都市伝説ではこのように言われている。
確かにピッピとピカチュウは世間的に見て可愛い部類に入るだろう。
一方で、初代ポケモンのパッケージではリザードンやフシギバナと言った野性味溢れるタイプのポケモンが主役を飾っている。
彼らはお世辞にも、女の子が可愛いと思って飛びつくようなポケモンではない。
そう考えると、女子人気を得たかったという都市伝説には十分な信憑性を感じられる。
なお、ポケモンの看板キャラを決めるピッピ・ピカチュウの争いは後者の圧勝だった。
ピッピが「ポケモンの顔」になれなかった理由…
これは意外だが、漫画に登場する彼のキャラクターが関係していたという。
「コロコロコミック」ではピッピが主役を飾っているものの、その内容は男子向けで下品なキャラとして描かれているのだ。
漫画版に出てくるピッピはポケモンファンたちが抱く「可憐な生き物」とはあまりにかけ離れている。
いくら実績があってもこれじゃ女の子から人気を獲得できるはずもない…
ある意味、本末転倒という言葉が似合う都市伝説だ。
ピカチュウ版に書かれた「謎の文字」…ちょっぴり怖い都市伝説
ポケモンで発売された異色のバージョン「ピカチュウ版」。
これは当時、子供たちにとってはノドから手が出るほど欲しいソフトだった。そんな黄色バージョンにもやや後味の悪い都市伝説がある。
これは、ある中古のゲームショップで起きた出来事だ。
ある少年がポケモンのピカチュウ版を買おうと箱に手にかけると…その裏側にはこう記されていた。
「ぴかちゅう。ぼくはもう学校に行かなくちゃいけない」
さらに、そこから長々とポエムのような内容が綴られていたそうだ。
その気になる内容とは…ピカチュウと一緒に旅に出たことを後悔しているようなものだったとか。
何らかの出来事からピカチュウを恨んだ子供が、ソフトを売るときに落書きを残したと都市伝説では囁かれている。
当然こんな文字の書かれたパッケージを見たらゾッとしてしまうだろう。
そもそも、なぜこのような落書きが書かれたソフトをショップ側は店頭に出していたのか?
それだけ寛容な時代だったとも言えるし、注目を狙った確信犯の可能性も否定できない。いろいろと謎が残る都市伝説である。
以上、今回はピカチュウに関する都市伝説を紹介した。
マニアックな読者であればいくつか知っていた人もいるのでは。裏を返せばそれほど人々の間で噂の絶えないキャラだということだ。
もはや海を越えて世界レベルの知名度を獲得したピカチュウ。
かたや主役級の座を奪われたピッピ…彼は密かに悔しい想いをしているのかもしれない。