ドラえもんの泣ける話!のび太と亡くなったおばあちゃんの思い出
ドラえもんにはいくつもの泣ける話が存在する。
その中でも特に「泣ける話」「本当に泣ける」と評判の高い「おばあちゃんの思い出」というストーリーを紹介していきたい。
この話はのび太がタイムマシンを利用して過去へ行き、おばあちゃんに会うストーリー。
本当に泣ける話になっている。
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物置で見つけた古いぬいぐるみ
ある日、のび太とドラえもんはママに言われて物置の片づけを始める。片づけをしていると物置の中からつぎはぎだらけのぬいぐるみを発見する。
そのぬいぐるみを見つけると、のび太は感慨深い様子で見つめた。それは、彼が大好きだったおばあちゃんが作ってくれたぬいぐるみ。
のび太にとってそれは思い出の品だった。そして思い出したかのように、おばあちゃんとのアルバムをドラえもんに見せて紹介するのだ。
彼が小さい頃に亡くなった心優しいおばあちゃん。
おばあちゃんに会いに過去へ
そうこうしている内にのび太は無性におばあちゃんに会いたくなる。そこで、タイムマシンに乗っておばあちゃんに再会しようとするがドラえもんに制止されてしまうのである。
しかし、どうしてもおばあちゃんに会いたいのび太はドラえもんに懇願し「一目だけなら」という約束のもと、タイムマシンでおばあちゃんに会いに行くのだ。
タイムマシンでのび太が3歳の頃に戻ると、野比家に訪れるがそこにおばあちゃんの姿はなかった。
その後2人は家から離れ近所を散歩していると、前方からのび太のおばあちゃんが向かってくる姿に気付く。
おばあちゃんを一目見たのび太は、その再会で嬉しさのあまり泣いてしまう。
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おばあちゃんの優しさに涙する
のび太は遠目からではあるが、おばあちゃんと再会することに成功する。ドラえもんはその様子を見るや、「約束通り現代に帰ろうか」と促すが、「最後に一度だけ会わせて」とお願いする。
ドラえもんはそのお願いを穏やかな表情で承諾。のび太は1人で野比家のドアノブに手をかけた。野比家に入るが、すぐにママに見つかりそうになり慌てて部屋に入ると、そこにおばあちゃんが座っていた。
おばあちゃんは少しビックリした様子で「おや!あんたは?」と語り掛ける。しかし、その直後ママがおばあちゃんの部屋に入ってきた。
「お義母さん。ここに誰か入ってきませんでしたか?」と尋ねるが、彼のことは言わずに守ってくれたのだ。そして、のび太が隠れているふすまへ「もういいよ。出ておいで」と優しく語り掛ける。
ふすまから出てきたのび太は、正直に自分が未来から来た小学5年生ののび太であることをおばあちゃんに伝える。すると、何一つ疑うことなくおばあちゃんは「そうだろうと思ったよ」と優しく返答。
のび太はうれしさのあまり、おばあちゃんの膝で泣き崩れるのであった。久しぶりに感じたおばあちゃんの温もりに心底癒され、ドラえもんと過去を後にしたのだ。
まとめ
おばあちゃんは彼が「未来から来たのび太」と言った時に何一つ疑うことはなかった。
そして「のびちゃんの言うことを誰が疑うもんですか」とのび太の全てを受け止めた姿に涙が止まらない。何とも心温まる泣ける話である。