「狭山事件」との繋がりがヤバい…となりのトトロ都市伝説
「となりのトトロ」は日本のみならず、世界に誇れるジブリアニメといっても過言ではありません。
そんな本作品には様々な都市伝説があって話題になっています。
例えば都市伝説として挙げられているのが、埼玉県秩父市で1963年に起きた少女誘拐事件である「狭山事件」との関連性。
その両者にいくつか共通点があることから「となりのトトロ」は狭山事件がキーになっていると噂されています。
ここではスタジオジブリ「となりのトトロ」における都市伝説の1つ、狭山事件との関わりについて筆者なりにヒモ解いてみました。
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「となりのトトロ」のあらすじ
「となりのトトロ」はスタジオジブリ宮崎駿監督の代表作の1つ。
マスコット的な生き物トトロや物語に登場する猫バスは、今でもなお子どものみならず大人にも愛されています。
本作品のあらすじは東京から引っ越してきた草壁一家が森の主として潜むトトロと出会って不思議な体験をして過ごすハートウォーミングストーリー。
主人公であるサツキとその妹のメイは元気一杯で、引っ越してきたばかりでもすぐに友達が出来て新しい暮らしに馴染んでいきます。
そんなある日、メイは家の庭で遊んでいた時にふとトトロと遭遇してしまいます。
ここでサツキとメイはトトロと共に不思議な時間を過ごすことに。
後に2人は大好きなお母さんが入院先の病院で具合が悪くなったことを知り、不安に駆られるのですが…
そんなとき、最後に頼ったのがトトロでした。
そもそも「狭山事件」って何?
「狭山事件」は埼玉県秩父狭山で1963年5月に起きた少女誘拐事件のことです。
当時まだ高校1年生だった少女が石川◯雄なる男性に連れて行かれ、帰らぬ人となってしまった凶悪な事件。
この男性は被差別部落の出身者であり、これは部落に対する差別ではないかということでも大きく取り上げられる事件となりました。
では、この狭山事件が「となりのトトロ」とどんな点で噂されているのでしょうか?
「となりのトトロ」と狭山事件には不気味な点が…
2つにはいくつかの共通点があり、宮崎駿監督が本作品の背景に「狭山事件」を描いていたと言われています。
ここで関連するポイントを挙げていきましょう。
・主人公の名前
主人公はサツキとメイ。この「サツキ」は5月を表す「皐月」として読めます。
また「メイ」は5月を英訳すると「May」であることから2人とも5月にまつわる名前。
そして「狭山事件」は5月に発生した事件。5月という時期が共通しています。
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・物語の舞台
本作品の舞台は所沢市とされています。
実はこの狭山市、その所沢のとなりに位置しているため両者の舞台は隣り合っているのです。
・母親が療養していた病院
本作品で登場するサツキとメイの母親は、七国山病院に入っています。
この病院と同名の病院はありませんが、なんと狭山には「八国山病院」なる似た名前の病院があるのです。
都市伝説に対するジブリ側の反応
上記の通り、本作品と狭山事件の間には不可解で似た部分が多いため、宮崎駿監督が「狭山事件をベースに描いたのでは」と噂されています。
しかし当のスタジオジブリはこの狭山事件との関連のみならず、その他の都市伝説とされる話題について公式に「ただの噂」であると答えているのみ。
噂であればそのまま放置しておけば良かったのでしょうが、事が大きくなったためにスタジオジブリも公式にコメントせざるを得なくなったと推測されます。
まだまだある「となりのトトロ」の都市伝説!
子どものみならず日本の全国民から愛される「となりのトトロ」ですが…実は他にも都市伝説があったのをご存知ですか?
・主人公であるサツキとメイは既に死んでいて、「となりのトトロ」はお父さんが描いた理想上の物語だった
・トトロは死神とされている「トロール」が起源であること
・サツキとメイには途中から影が無くなっていた
などなど…噂が噂を呼んで都心伝説になったのです。
これらは別記事で詳しく紹介しているので、興味がある人は読んでみてください。
そう言った中から、埼玉県秩父で起きた「狭山事件」が本作品のルーツになっているという話が出たわけです。
まとめ
いろいろな都市伝説が噂される「となりのトトロ」。
筆者の個人的な意見を言わせていただくと、どのような噂が存在しても本作品は日本のアニメーションの歴史に残る名作に変わりないこと。
そのような名作だからこそ、さまざまな解釈が生まれて都市伝説になったのでしょう。
大人目線で観ても十分楽しめる「となりのトトロ」。
鑑賞した時の状況によって、作品から感じ取れるメッセージに違いもあって奥の深い名作だと思います。
これほど多くの人の心を温かくしてくれるアニメは稀ですよね。