【千と千尋の神隠し】都市伝説!駅のホームで清太を待つ「節子の魂」
ついつい見てしまうジブリ作品ですが、信じられない都市伝説があるのをご存知ですか?
「千と千尋の神隠し」にもそんなネタが数多く存在します。
それは「千と千尋の神隠し」のなかで、同じくジブリ作品「火垂るの墓」の節子をとあるシーンで見かけたという噂。
「火垂るの墓」といえば戦争時の中、兄妹が支えあって生きる様を描いた高畑勲監督の作品。
そんな時代背景や監督も違った作品の中で、果たして「千と千尋の神隠し」に節子はいるのか?
筆者なりにその都市伝説を検証してみました!
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「千と千尋の神隠し」にあの節子が!?
「千と千尋の神隠し」はご存知の通り、日本のみならず世界でも大ヒットしたスタジオジブリ・宮崎駿監督の作品。
ヒロインは荻野千尋という小学生の少女で、ある時、両親と一緒に別の世界へとスリップしてしまう話。
そんな「千と千尋の神隠し」で、同じくジブリ作品の「火垂るの墓」でお馴染みの節子がいたという都市伝説があるのです。
噂の場面は、物語の後半部分になります。
千尋が変身した坊やカオナシと銭婆のもとへ向かうシーン。
一行はその途中、電車に乗っていくつかの駅を通り過ぎていきますが…
その中で登場する「水上の駅」のホーム。
ここで誰かを待っているような小さな女の子が、一瞬ですが写し出されます。
この少女が、実は節子ではないかと一部の視聴者の中で噂されているのです。
ほんの一瞬しか写らないこと、そしてシルエットのように顔が黒く塗られているためハッキリと断定することは出来ませんが…
本当にこの娘は「節子」なのか?
「駅のホームにいた少女=節子」という都市伝説は本当なのか?
そもそも、何故「千と千尋の神隠し」に節子が出ているという噂が広がったのか?
顔も判別出来ず、年齢も「火垂るの墓」で登場していた頃よりも年上のように感じられます。
実はこの都市伝説が生まれた背景には、「火垂るの墓」を監督した高畑勲氏が関係していたようです。
「兄妹の霊が出ている」
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「火垂るの墓」は清太と節子が太平洋戦争の中で逞しく生き抜く様を描いていますが、高畑監督による上記のコメントがこの都市伝説を生んだとのこと。
仮に「千と千尋の神隠し」においてあの少女が節子だとした場合、彼女が待ちわびていたのは兄・清太だったと仮定できます。
こう推測すると「火垂るの墓」の情景が頭の中で蘇ってきて胸のざわめきすら感じますが…
しかしこの少女の正体について、現状ハッキリしたことは分かりません。
具体的な説明もありませんし、同じジブリ作品とは言えど発表時期が全く異なるからです。
時代背景も違うため、「千と千尋の神隠し」に登場した少女が節子であるという信憑性は薄いと個人的には思います。
とは言え、ここは見る人の判断次第でしょう。
ジブリアニメ、とりわけ宮崎駿監督の作品は壮大なテーマゆえ、見る人によっていかようにも解釈出来るからです。
いちファンとしては、視聴者に謎を残すという意味で宮崎駿が意図的に作ったシーンなのではと捉えています。
「千と千尋の神隠しに節子が出ていた」なんて都市伝説があればまた違った視点で楽しめますからね。
まとめ
内容・設定ともに異なる2作品ですが、「千と千尋の神隠し」に火垂るの墓の節子が登場していたとは…
これが本当なら衝撃の都市伝説ですよね。
スタジオジブリの2トップである宮崎・高畑監督。
そんな彼らだけに作品に遊び心を取り入れたとしても全く不思議じゃありません。
ただし先にも述べた通り、この都市伝説の真相は分かりません。
解釈の仕方はあなた次第ですが、考えようによっては楽しみが広がりますよね。
是非あの少女が登場する駅のシーンに注目しながら、再度鑑賞してみてください。