《幻のエンディング》が存在した!?「千と千尋の神隠し」の都市伝説
世代を問わず愛されるジブリアニメには、様々な都市伝説や謎があることをご存知ですか?
そのような都市伝説がネットや視聴者の間で話題となっており、その真偽が多くのファンによって議論されている昨今…
平成13年に登場して、スタジオジブリのみならず日本のアニメーションの代表作と言っても過言ではない「千と千尋の神隠し」にも謎めいた都市伝説が複数あります。
今回は、これら都市伝説の中から「”千と千尋の神隠し”に隠された幻のエンディング」についてご紹介したいと思います。
Sponsored Link
気になる「幻のエンディング」の内容
「千と千尋の神隠し」のラストは千尋が湯婆婆の出された試練に見事正解し、両親とともに「元の世界へ帰っていく」というもの。
しかしそのシーンには、通常よりも少し先まで描かれた幻のラストシーンがあった模様。
そして「千と千尋の神隠し」の上映開始日から1週間のみ映画館で流されたという都市伝説があるのです。
これは気になりますよね…
ちなみに、例の少し先まで描かれた「ラストシーン」は以下のような場面だったと言われています。
・もとの世界に帰ってから、千尋は車内で自前の髪留めが銭婆のくれたものに変わっていることに気付く
・家族と引越し先の新居に向かう車の中、すでに引越し業者が到着しているのを発見
・千尋の母が父に「業者さん、もう来てるじゃない!」と責めた後、その引越し業者から「遅れると困ります」と注意される
・その後、千尋が何気なく新居の辺りを散歩していると、短い橋の架かった小川が目にとまる
・千尋がその川を橋の上から眺めていると、ふとした拍子にその小川がハクの生まれ変わりであることを察する
…こんなシーンだったとのこと。
上記の通り、エンディングは映画館での上映からわずか1週間限定で、その後は映画館のみならずテレビやDVDでも確認が取れないため「幻のエンディング説」がネットを中心に駆け巡ったのです。
果たして、本当にこの幻のエンディングは存在したのか?
Sponsored Link
「千と千尋の神隠し」に幻のエンディングは存在しなかった?
結論から言えば、これはあくまで噂に過ぎず都市伝説だったようです。
スタジオジブリもそのようなエンディングがあったことを公にコメントしておらず、1週間だけエンディングを限定で流すという行為自体かなり労力がかかるため、あまり現実的ではありません。
逆に言えば公に明かされていないからこそ「幻のエンディング」になるのですが…
では何故、この都市伝説がファンや視聴者の間でネタになったのか?
この「千と千尋の神隠し」のエンディング説…発端は、とあるネットユーザによる書き込みだとされています。
そもそもエンディングのシーンがごく一般的なものであれば、ここまで普及しなかったのかもしれません。
それが、いかにもあり気なシーンだったので視聴者たちの間で自然と1人歩きしたのだと考えられます。
確かに話の流れからも違和感なくストーリーに収まってしまいますしね。
これが真実なのか、はたまた本当に都市伝説なのか…判断するために各種方法を検討しましたが、やっぱり今は見れないようです。
まとめ
「千と千尋の神隠し」の幻のエンディング説、いかがだったでしょうか?
この手の話は意見が賛否分かれるところですが…
もしも「千と千尋の神隠し」に隠されたエンディングがあるとしたら…貴方はどんな続きを描きますか?
観る人によってさまざまな受け止め方が出来るのがジブリ作品の魅力。
是非自分だけの色を付け足してみてください。
都市伝説のようなエッセンスに加え、真偽が分からない作品に対しても新しい視点を持って鑑賞できるのでオススメです。