他の町と全然違う!ポケモン、シオンタウンにまつわる最恐の都市伝説

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ホラーゲームに都市伝説はつきものだ。

そのようなゲームにはモデルや元になった話が数多くあり、しかも余計な要素を極力省いて想像力をかり立たせる。

しかし、似たようなケースがポケモンシリーズにも存在したのだ。

それは赤・緑で初登場した「シオンタウン」。

プレイ中、モヤモヤした雰囲気を感じ取ったユーザも少なくないのでは?

と言うわけで、今回はシオンタウンにはびこる「呪いの話」についてお話ししよう。

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ポケモンシリーズ最恐!?呪われた町「シオンタウン」の都市伝説

初代ポケモンに登場したシオンタウンでは様々な都市伝説が語られている。

それもそのはずで、シオンタウンはかなりいわくつきの町だからだ。

一部ファンの間では呪われた町」とも言われているが…シオンタウンがそう呼ばれる理由として、ここで二つのポイントを紹介しよう。

まず、初代ポケモンに登場する町を見てほしい。

ポケモンのカントー地方はそのまま「関東地方」がモデルになっていて、以降のシリーズでも現実の地図と見比べるとモデルになった場所や町がよく分かるようになっているのだ。

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しかし「シオンタウン」の場合は事情が異なる。実はこの場所。日本地図と重ね合わせても一切、町らしきものが見当たらないのだ。

そのため、都市伝説によるとシオンタウンは「本来存在しない町だった」と言われている。

さらに名前にも注目すると…別の記事でも話した通り、初代ポケモンでは「」が町の名前に含まれる。

シオンタウンも例外ではなく、こちらは「紫苑(しおん)」。モチーフは薄紫色だ。

また、紫苑は花の名前でもあるのだが…実はこの花が問題視されているのだ。

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九州地方では少ないながら自生しており、日本全国では「生け花」として栽培が盛んに行われている紫苑。

その理由は「仏花」として仏壇にお供えするためである。

エリアのモデルが存在しないこと、そして仏花の名前だったと言う二つの要素。

なのでシオンタウンは「あの世」、つまり「死語の世界」だったと言う都市伝説が有力視されているのだ。

では次に、この町の形状と訪れる順番にも注目いただきたい。

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初代ポケモンでは、順当に行けば6番目に訪れる町がシオンタウンになる。またこの町には建物が全部で6つあり、窓数が6つの建物もある。

そう、シオンタウンでは何故か「6」に絡む事象が3つも見受けられるのだ。

ここで気になるのが「666」というゾロ目。これはキリスト教において「悪魔の数字」を意味するからだ。

そんな数字がよりによって何故、ポケモンのシオンタウンで発見されたのか?辿り着いた結論が、シオンタウンは「呪われた町を演出していたから」である。

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海外発症のヤバい都市伝説…「シオンタウン症候群」とは!?

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シオンタウンについて何が不気味かと聞くと、多くの人はこう答えるかもしれない。

BGMが薄気味悪い!

…ポケモンの他の町では決して流れないような独特のBGM。これだけでポケモンが怖いゲームだと認識してしまう人もいただろう。

さらに怖いだけに留まらず、このBGMが大きな騒動を巻き起こしたという都市伝説をご存知だろうか。

その名も「シオンタウン症候群」。あるいは「ラベンダータウンシンドローム」とも呼ばれている。

と言うのも、海外版のポケモンではシオンタウンが「ラベンダータウン」と名付けられているからだ。

このシオンタウン症候群。都市伝説によれば以下の通りである。

これは海外で初代ポケモンが出回って以来見られるようになったが、現象としては12歳前後の少年少女が自ら進んで命を断ってしまったと言うもの。

そんな彼らの共通点と言えば「皆ポケモンに熱中していた」ということ。さらに、全員がシオンタウンまで進んだ時点でゲームが止まっていたのだ。

もはや偶然の一致というレベルを通り越しているが…何故こんなことが起きたのか。都市伝説によると、元凶はシオンタウンの「BGM」にあったようだ。

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では、BGMがどのような影響を与えたのか?

こちらに関してもいくつか都市伝説がある。

・BGMに高周波が含まれていた

・バイノーラル音響で収録されていた

ちなみにバイノーラル音響とは「ダミーヘッド」と言う人間の頭を型どったマイクで録音を行い、臨場感を再現した音声が作れるという優れもの。

事実、シオンタウンの音声もバイノーラル音響が使われていた。

しかしこの音響には頭痛や吐き気を催す効果も立証されており、これが原因でシオンタウン症候群が起きたとも推測できるのだ。

ポケモンを介して亡くなった子供たちのことを思うと悲しくなるが…

そんなセンセーショナルな出来事から「シオンタウン症候群」は海外でかなりピックアップされている都市伝説なのだ。

 

ロケット団の犠牲に…子を守る「ガラガラ」の都市伝説が切ない

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最後に紹介するのは、ほねポケモン「ガラガラ」についての都市伝説。

ガラガラと言えば、カラカラの進化系にあたるポケモンであることは知っているだろう。

だが、シオンタウンに現れる際は野生のポケモンとしてではなく「人間にとどめを刺されたポケモンの幽霊」として登場していたのだ。

彼らは野生のポケモンとは違い「シルフスコープ」が無ければ一切攻撃が当たらない。

はずなのだが…実はシルフスコープを使わなくても戦闘をスキップできる裏技がある。そして、この方法がある都市伝説と密接にリンクしているのだ。

ここでは「ピッピ人形」というアイテムが必要になるが、ピッピ人形の効果は「必ず野生ポケモンから逃げられる」というもの。

これが通常のポケモンだけでなく、ガラガラの幽霊にも適用されるのだ。

幽霊なのになんで逃げれるの?」

そこで、このアイテムが有効に機能する背景を突き詰めてみたところ…どうやらガラガラの「生い立ち」と深い関係にあることが分かった。

ガラガラはポケモンを乱獲するロケット団から子供のカラカラを逃がすために、代わりに暴力を振るわれて亡くなったという都市伝説が存在する。

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そんな境遇と照らし合わせると、ガラガラがピッピ人形を「自分の子(カラカラ)と間違えた」。

…つまりガラガラにピッピ人形が効くのは、単にカラカラと見間違うからという都市伝説が成立するのだ。

ここで、もう一つ興味深い話をしよう。

ガラガラの幽霊が出る位置は、ちょうどロケット団がいる最上階の手前の階段だ。

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プレイヤー側からすると、「通せんぼしている」ようにも見えるこの図式。

しかしガラガラに暴力を加えたロケット団から見れば、下に降りる階段を塞がれて閉じ込められているようにも思える。

ガラガラはきっと…ロケット団たちにささやかな復讐をしていたのかもしれない。

こういった都市伝説がしばしば語られる町「シオンタウン」。

子供の頃はただ怖い場所にしか思えなかったが、知れば知るほど感慨深い町になっている。

今後のポケモンシリーズにも面白い町がもっと増えて欲しいものだ。

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