実はこうだった…「風の谷のナウシカ」の怖い都市伝説[ネタバレ]
「風の谷のナウシカ」は宮崎駿監督初期の作品で、その独特の世界観は観る者を圧倒するくらい奥の深い物語ですよね。
「風の谷のナウシカ」はコミックとして既に発刊されていたものを映画化したもので、おおよそはその原作の流れに沿って製作されていますが…
実はオリジナルとは異なる部分が存在するのです。
そんな「風の谷のナウシカ」にはいくつかの都市伝説や謎、あまり知られていない事実も多数存在しており、そのような都市伝説が以前より密かに囁かれています。
ここでは「風の谷のナウシカ」における驚愕の裏話や都市伝説をご紹介しましょう。
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目次
「風の谷のナウシカ」のヒロイン、ナウシカは人造人間?
「風の谷のナウシカ」の主人公・ナウシカは風の谷を守る長であり、ジルの娘にあたります。
そんなナウシカですが、実は遺伝子を変えられた「人造人間」だったという都市伝説がファンの間で噂されています。
これはおそらく「原作」と照らし合わせた結果として生まれた都市伝説でしょう。
原作では人間が引き起こした戦争の結果、世界は有毒物質で犯されてしまいます。
そんな世界を焼き払って浄化しようと、人類は巨神兵を生み出すことに…
これが映画の中でも簡単に触れられている「火の7日間」の中身です。
さらに人類は世界にはびこった有毒物質を中和させるため、腐海の植物とその腐海を守る役割を担った蟲を作って汚された世界を浄化させようと企てました。
しかし、世界の浄化には何千年という月日が必要になるため、人類は「人工冬眠」という手段を取ります。
そして世界の浄化が終わると、自分たちを人工冬眠から目覚めさせる役割を担う人物が必要となりました。
その人物がいわゆる人造人間なのですが…
なんとそれが「ナウシカ」であるという都市伝説があるのです。
そんな都市伝説に沿ってナウシカを捉えてみると、確かにナウシカは他の人たちよりも腐海の植物から発生する瘴気(しょうき)に対して耐性が備わっているように描かれています。
また、ナウシカの趣味の1つが「腐海遊び」という点を踏まえると「やっぱり人造人間だった」という都市伝説の信憑性も高まるように思います。
果たして風の谷のお姫様は普通の女の子なのか、それとも特別な任務を担った人造人間なのか…?
「風の谷のナウシカ」の主人公にはモデルがいた?
「風の谷のナウシカ」のナウシカは、風の谷の姫としてみんなから慕われる存在。
風の谷を必死で守るその様子から彼女の心優しい性格も垣間見えてきます。
しかし、そんなナウシカには「モデルとなる人物がいた」という都市伝説も囁かれているのです。
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その人物とは、古代ギリシャの叙述詩に登場する「ナウシカア」。
見ての通り、その名前の響きはナウシカとほとんど一緒!
偶然にしては似すぎているので「もしや」と感じさせる都市伝説ですよね。
残念ながらナウシカアに関する記述は数が少ないため、内面が似ているかまでは明らかじゃありませんが…
宮崎駿が「ナウシカア」をベースにナウシカを描いた可能性は十分にあります。
「風の谷のナウシカ」の舞台は地球ではなく「火星」?
「風の谷のナウシカ」には風の谷、トルメキア、ペジテといった都市の他、酸でできた湖や腐海が広がる荒涼とした世界が描かれています。
本編ではその世界が「地球」だという説明はされていないものの、これは未来の地球を宮崎駿が描いたものだと筆者は解釈しています。
しかし、実はこの作品。舞台は地球ではなく「火星」だったという都市伝説も密かに囁かれているのです。
この説が生まれた理由…
それはズバリ「風の谷のナウシカ」の舞台があまりにも荒んでいるから。
そして巨神兵による「火の7日間」の「火」とは、火星を表していると推測されるからです。
さらに本作品に登場する乗り物「メーヴェ」は、地球のように重力を持った場所ではその翼の形状から飛行は不可能。
ただし火星であれば、地球に比べて重力がずっと軽いので飛行もできる。
よって「舞台は火星である」…こういう意見が根強いのです。
舞台は地球、それとも火星…?スゴく気になる都市伝説の1つです!
都市伝説でさらに観る楽しみが増える
「風の谷のナウシカ」。宮崎駿監督の想いがホントにこもったアニメだと思います!
そんな本作品に関わる都市伝説をいくつか紹介してきましたが、噂の真偽はかなり気になるところ。
特に人造人間や火星説は、アニメ自体の印象を塗り替えてしまうほどインパクトが強いのですが…
こういう不可解な視点から視聴しても感動してしまう点は、さすがジブリと言う他ありません。