【ポケモン都市伝説】既に亡くなっていた!?ラッタとライバルの悲しい話
猫キャラもカワイイが、個人的に一番カワイイのはネズミのキャラクターだと思う。
世界的人気のキャラクターにもネズミが多く、ポケモンのピカチュウもがっちり当てはまっている。
しかし、同じシリーズにラッタというネズミポケモンがいることを忘れてはいけない。
彼が記憶の片隅に追いやられないためにも、ここでラッタに関わる悲しい都市伝説を紹介しておこう。
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「ライバルのラッタ」が急に消えた理由…真相を語る都市伝説!
初代ポケモンが発売された時代、ネットはほとんど発達していなかった。
にも関わらず、何故か当時のポケモンユーザーなら皆知っていたという都市伝説がある。
それはズバリ、ライバルのラッタが命を落としていたという都市伝説だ。
とその前に…「ライバルのラッタって何?」
そんな人のために説明しておく。
ライバルは3度目に主人公と対戦するときに、3番手のポケモンとしてコラッタを使う。
時は流れて4度目、主人公とのサントアンヌ号での戦いでコラッタは進化していた。
そのポケモンこそが今回紹介している渦中の「ラッタ」である。
では何故、ラッタにこのような都市伝説が語られるようになったのか。
理由は、ライバルとシオンタウンのポケモンタワーで5度目に対戦するときのこと。
そのときのパーティーメンバーにラッタがいないのだ。
また、ポケモンタワーではポケモンたちのお墓が多く見受けられ、「亡くなったポケモン」ともう一度会える場所とも言われている。
それらの要素から考えられたのがこのような都市伝説だ。
「ライバルは命を落としてしまったラッタに会うため、あるいはラッタのお墓詣りをするためにポケモンタワーにやって来ていた」
そして、主人公を見つけたときにライバルはこう言う。
「なんだ おまえのポケモン いきてんじゃん」
もしも、ラッタが本当に命を落としていたら主人公をあおるようなセリフとしてではなく、ちょっと悲しげな意味を含んでいるようにも思える。
ラッタが亡くなっていたと考えると悲しい都市伝説だ。
ラッタの都市伝説に待った!否定意見も…
ただ、ラッタが命を落としているという都市伝説には反対意見も存在する。
最大の反対意見は「ただ単に別のポケモンと入れ替えただけで、ラッタをポケモンボックスに預けているだけではないか」というもの。
しかし、この反対意見も都市伝説を否定するには不十分だと考えられる。
まず一つは、ラッタをわざわざ別のポケモンと入れ替える必要がないことだ。
ポケモントレーナーは6匹までポケモンを持ち歩ける。
だが、ポケモンタワーでライバルと戦う際のライバルの所持数は5匹。
1匹分の空きがあるのだ。
もちろん1匹分埋めていればそれだけ有利に戦える。
それにラッタは数少ない進化系のポケモンでもある。
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手持ちポケモンが既にいっぱいであればラッタを入れ替える件に納得はできるが、5匹しかいないのにわざわざポケモンを入れ替えるのはやや不自然だ。
もう一つ、都市伝説の否定意見への反論として考えられることがある。
それは「なぜライバルがポケモンタワーにいるか」だ。
上記の都市伝説で紹介した通り、ポケモンタワーとはポケモンたちのお墓だ。
さらに付け加えるとライバルは常に主人公の先回りをしている。
だが、いるのはほぼジムリーダーがいる町になるが、ポケモンタワーがあるシオンタウンにはポケモンジムが存在しないのだ。
なのに何故シオンタウンにいて、わざわざポケモンタワーに登っているのか?
こう考えるとジワジワ怪しくなって来ないだろうか。
推測としては、やはりラッタが命を落としてしまったから。
これはポケモンの公式による回答ではないため都市伝説の域は出ないものの、こう解釈するのが一番無難なのだ。
ラッタの都市伝説に急展開!公式からの回答が存在した!?
実はラッタの都市伝説に対して、公式がとあるコメントを出していたことが発覚した。
それはポケモンのある攻略本に寄せられた質問に対する回答だった。
「ライバルはなぜポケモンタワーにいたのか?」
この質問に対し、
「彼は大事にしていたポケモンに会いに来ていたのかもしれない」
こう答えているのだ。
たったこれだけの文章で、都市伝説を肯定しているわけでも否定しているわけでもないことは分かる。
しかし、十分に想像の余地が残されている内容である。
「大事にしていたポケモン…」
これがラッタだと想像することもできる。
上述した通り、初期から長い付き合いだったラッタがライバルにとって大切でなかったはずがない。
「会いに来たかもしれない…」
この記述も、ポケモンタワーがどのような場所かを考えると「ラッタのお墓詣りに来た」という説に合致する。
ラッタに関する都市伝説は有名で、攻略本で回答をしたスタッフも恐らくは知っていただろう。
だからこそ、あえて曖昧な返答をしていると推測できる。
決して都市伝説を否定しないように。
それでいて、強く肯定もし過ぎないように意識された回答だ。
ユーザーが都市伝説で楽しむことも想定済みだったのかもしれない。
さて、このような都市伝説でラッタに関して強力な印象を受けてくれただろうか。
日頃プライドが高くツンツンしていても、大事にしていたポケモンのためにお墓詣りをするライバル。
ラッタにはこのような感動的なエピソードもあったのだ。
悲しくも心がホッコリとするポケモンの都市伝説、いかがだったろうか。
貴方が好きなポケモンランキングにラッタが少しでも食い込んでいれば紹介した甲斐があったというものだ。