【ジブリ都市伝説】原作から分かる「魔女の宅急便」のその後…
「魔女の宅急便」は1989年に登場した宮崎駿作品です。
本作品はこれまでのジブリアニメと比較すると、分かりやすい展開が特徴のハートウォーミングストーリーになっています。
別の記事で紹介した通り、この作品が角野栄子氏の「魔女の宅急便」(原作)をベースに描かれていたなんて意外でしたね。
そんな「魔女の宅急便」ですが、ネットを中心に複数の都市伝説が明らかになっています。
ここではそんな「魔女の宅急便」にまつわる都市伝説を中心にお届けします!
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「魔女の宅急便」のその後…2人が結婚!?
「魔女の宅急便」とは、13歳になったキキが1人前の魔女を目指してある街へ修行に出る物語。
様々な経験を通して成長していくキキの姿を観ると、思わず応援したくなっちゃいますよね。
ラストシーンでは飛行船に引っ張られたトンボをキキが間一髪で救ってハッピーエンドを迎えました。
また、本作品のエンディングロールも実に印象的だと思います。
楽曲「やさしさに包まれたなら」(by荒井由美)を背景に、両親が手紙を通じてキキの成長を知ったところで物語は終了。
しかし、本作では「キキのその後」についてある噂が囁かれているのです。
「魔女の宅急便」は冒頭で紹介した通り、同名の原作をベースとしたアニメですが…
なんと原作ではキキとトンボが結婚!その後、めでたく双子の母になる姿まで描かれているのです。
この内容は映画版には描かれていないものの、都市伝説ではなく実話です。
そんな続きがあることを知った上で「魔女の宅急便」を観賞すれば違った将来がイメージ出来そうですね。
これを機会に、原作を読んでみてはいかがでしょうか。
あの「有名企業」とのコラボにまつわる都市伝説
「魔女の宅急便」というタイトル通り、キキは街の配達人。
魔女としての成長に欠かせない「配達」という仕事ですが、作品のタイトルから「ある会社名が思い浮かんだ!」…なんて人もいるかもしれません。
そう、あの「クロネコヤマトの宅急便」で有名な「ヤマト運輸」。
ですが、ここで良からぬ都市伝説が流れたのです。
それは「魔女の宅急便」を映画化した時のこと…
「宅急便」というワードを使用した際、ヤマト運輸から「放送禁止令」が出ていたようなのです。
それでも作中に黒猫のジジが登場すること、内容についても特に支障はないということでヤマト運輸からOKのお達しが出てようやく映画化が実現!
…と、そんな噂がまことしやかに囁かれているのです。
しかしこの都市伝説、別の側面から見るとさらに興味深い説が潜んでいました。
それは、ヤマト運輸が作品の立ち上げから関わっていたという話。
この噂が真実だとすれば…本作品は「ヤマト運輸」による長編広告。いわゆる宣伝的な存在だったことになります。
ですが、この「ヤマト運輸」と「魔女の宅急便」のコラボ説。現状は単なる都市伝説だと言われており、ハッキリとした根拠は見つかっていません。
宅急便といい、黒猫といい…あまりにも共通点が多いので少し怪しい気もしますが。
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「魔女の宅急便」でジジが言葉を失った理由…
作品の中盤、キキはトンボと一緒に不時着した飛行船を見に小旅行します。
そこで彼女はトンボに嫉妬のような感情を抱いて別れた後、それを境に黒猫のジジは言葉を喋らなくなってしまいます。
ここは「魔女の宅急便」において気になるミステリーですよね。
その理由についても、作中で詳しく触れられていない点がいかにもジブリらしいです。
で、こういった謎が残る部分について語られるのが都市伝説。
一番考えられる説としては、「キキが大人になったから」というもの。
つまりジジが言葉を失ったのではなく、キキ自身に何かしらの変化が起きていたという推測です。
ここで疑問になるのが、何故キキが「急に大人になったのか?」ということ。
作品を通して彼女の外見に大きな変化は見られませんしね。
実はトンボとの「人間関係」が影響しているようなのです。
彼は公私に渡ってキキのサポート的な存在でした。
そんなトンボに対して、キキは次第に彼を1人の男性として意識していったのです。
しかしその後、現れたトンボの友達によってその好意が嫉妬に変わります。
自身の中でこういった感情のやり取りが起きた結果、キキは急激に大人の階段を登ったのです。(内面の成長)
それによって「ジジの言葉が理解できない=魔力が弱まった」という状況に陥ったとのこと。
その後、懸命にもがいたキキは最終的に魔法を取り返しました。
それでもジジの言葉を理解できないまま物語は終了していますよね…
魔法の力は戻ったのに、何故ジジの言葉は分からずじまいだったのか?
これについて以下の都市伝説が噂されています。
「トンボを救った経験からキキは1人前の魔女に成長した。その後、ジジの言葉は必要なくなった」
公式に明かされないのが「ジブリ流」ですが、こちらの説はかなり信憑性がありそうです。
まとめ
スタジオジブリ作品には熱烈なファンが多く、それぞれの作品に対して都市伝説が存在しています。
最後に、筆者的に気になった点が2つあります。
1つは原作版について。意外にもAmazonで安価に販売されていたので筆者も手に取ってみました!
映画では明かされないキキとトンボの結婚生活など、気になる人は是非読んでみてください。
もう1つは「魔女の宅急便」と検索すると、ヤマト運輸による宅配状況の案内文も表示される件。
「これはもしや」と思ったのですが…「○○宅急便」とランダムに打っても同様に出てきました。
都市伝説を知っていると少し紛らわしく感じますね(笑)
というわけで、今回は「魔女の宅急便」についての都市伝説をご紹介しました!